打合せを振り返る
とても久しぶりの記事になってしまった。
北洲オーナーのブログは少ない。
加えて途中で終わってしまっているものも多い。
だから、私も不安になり、迷った。
住宅口コミサイトでは悪いことも多く書かれている。
北洲の家は安くない。
これで失敗したら、シャレにならない。
同じように不安な人、不安になる人は多いはずだ。
そんな方々に少しでも役立てれば・・・と思ったのが、このブログを始めた当初の想いだった。
我が家は打合せを重ね、もうじき契約というところまできた。
その中で不満に思ったことを今回は書こうと思う。
総じて出来ない事がたくさんあった。
まずは間取り。
これは工法によるもの。
2×工法は面で支えるということ。
構造壁の障害に悩まされた。
つけたい場所に棚や机がつけられなかった。
我が家の希望がワガママで余裕がなかったのもあるだろうが・・・
続いてデザイン。
今時、建具にしても作り付け家具にしてもデザイン性に富んだものが多い。
Pinterestやinstagramやroom cripなどのアプリが流行っている。
事前に「好きな雰囲気があれば写真などを」と言われた。
しかし、我が家の好みは北洲観点からするとぶっ飛びすぎていたようで、ほとんど実現できなかった。
そもそもやりたい事を伝えても伝わらなかった。
家具で調整するように勧められたが、提案されたものをそのまま採用すると、二度と好みの部屋に変えられないような気がした。
インテリアコーディネーターとの打合せは苦痛な時間も多かった。
提案力もイマイチだと感じた。
「保証出来ないから無理」と何度言われただろう?
私たちも素人だからこそ、相談にのって欲しかったが、無理だった。
結局は自分たちで調べ、DIYしようという結論に至った物が複数ある。
注文住宅なので、劇的ビフォアアフターのような匠の知恵、技に期待していた。
そういったものは北洲には期待してはいけなかったようだ。
内装という観点では、我が家には設計事務所が向いていたんだと思う。
と、ここまで不満をたくさん書いた。
もしかしたら、これを読んで不安になった方も多いかもしれない。
ここからは、なぜ北洲と契約するに至ったか書こうと思う。
実は・・・あまりにも出来ない事が多く、我が家は別の工務店に浮気した。
相見積もりを依頼したのだ。
性能は北洲同等で。
※高気密・高断熱・メンテフリーなど
そうしたところ、色々と北洲では出来なかった事が出来ることが分かった。
ただ、金額は北洲よりずっと高かった。
それと、本当に北洲同等にしようと思うとオプションをマックスまであげる必要があった。
設備系も同等で、取り扱いはあるのだが、北洲標準は全てオプションだった。
北洲は制限はたくさんあるものの、高性能住宅としては安いと感じた。
標準仕様が高性能というのは確かだと思った。
コスパがいいと思った。
特に我が家はPPHキャンペーン、ニアリーZEHで150万円近く値引きしていただけた事になる。
これには非常に満足している。
また工期が短いのも魅力だ。
相見積もりを依頼した工務店は在来工法だったのもあり、建築に半年くらいかかると言われた。
北洲なら3,4か月だ。
このお陰で通るかどうかは分からないが、ZEHの申請にも間に合った。
北洲は出来ない事も多いが、出来ることは会社をあげて全力で取り組んでくれたと思う。
大きな買い物だからこそ、夢を叶えるという時だからこそ、イライラしたり、不安になったりした。
結果的にこの工程が大切なんだと思う。
我が家は性能を重視した。
アルセコは自浄作用がある。
床は無垢にはこだわりがないので、傷がつかない床にした。
W断熱で冬暖かく、夏涼しい。
音が漏れない。
太陽光も載せた。
内装も予算と相談しながら、妥協点に到達出来た。
全然言いなりにならない面倒臭い客だったと思う。
でも「これからも末永くよろしくお願いします」と言われたので、その言葉を信じたいと思う。
来月から着工になる。
建築途中も少しは記録に残せれば・・・と思う。