宿泊体験の話
高機密・高断熱住宅と言われて、はい、そうでさか、と鵜呑みには出来ない。
高機密・高断熱住宅を検索するとクレバリーホームなどが出てきたりする。
私の中で、クレバリーホームは高・高の家ではない。
C値、Q値、UA値なんて話題にも出なかった。
クレバリーの展示場では。
北洲ハウジングは高機密・高断熱でネット検索しても検索結果に出ない。
高機密・高断熱住宅ですが、どちらかというとデザインで勝負しているように感じる。
しかし我が家は高機密・高断熱であるところにも重きを置いているのだ。
ただ、体感が難しい。
そんな話をしていると宿泊体験の話をいただいた。
北洲ハウジングの宿泊体験は北洲創業の地である岩手県北上市で出来る。
今回はその体験談を綴る。
外観。
大屋根の平屋タイプ。
全館空調がついている。
E1シリーズではない。
窓もトリプルガラスではなくダブル。
アルセコの体験は展示場でしか出来ないようだ。
玄関入って最初の部屋はリビングダイニング。
こちらはダイニング側。
打合せも出来るようだ。
後ろの本棚には老若男女それぞれに魅力を感じる書籍が並んでいる。
すごく読みたかったが、一泊では家の性能を感じるのに精一杯だった。
こちらがリビング。
床は絨毯が引いてあった。
インテリアコーディネートも勉強になる。
平屋の勾配天井は気張りがされていて、シーリングファンがついていた。
シーリングファンには興味が無かったが、この体験宿泊によって導入が決定した。
なんとも言えない癒しを提供してくれるアイテムだった。
キッチンはPanasonicのものだった。
コンロはIHだ。
ガスコンロしか使ったことない人であれば、IHコンロの体験にもなる。
食器や調理器具は鍋やフライパンも含めて一通り揃っている。
歩いて数分で大きなスーパーがあるので、食材調達も問題なく出来る。
しかし、冷蔵庫には予めヨーグルトやウィンナー、卵、サラダなどが入れられていた。
この程度の調理は、食材調達なしで出来る至れり尽くせりぶりだ。
ちなみにパンはホームベーカリーを利用して自分で焼くことになる。
ちゃんとマニュアルがあるので、大人であれば簡単に出来る。
調理をした事で食洗機を使う機会にも恵まれた。
これまで食洗機には懐疑的であったが、意外と信頼できるアイテムだった。
食洗機が欲しくなった。
寝室はツインだろうか?
2つ並べてクイーンサイズだろうか?
洗面所 兼 脱衣所 兼 トイレ
トイレはこの他にも個室タイプがあった。
お風呂、トイレはTOTOさんの物だった。
ほっからり床なども同時に体験出来る。
体験した感想。
やっぱり北洲の家はすごい。
この日、日中の気温は33℃。
深夜は19℃だった。
チェックインした際、全館空調で室内気温は26℃だった。
全館空調をつけたままだと性能チェックが出来ないので、空調をオフにして体験宿泊をした。
外気温が19℃になっても室内気温は26℃のままだった。
耳を凝らして空調音がしないことも確認したので、納得感を持って高機密・高断熱を実感出来た。
我が家はE1でのプラン提示を受けている。
これよりもっと優れているのかと思うと胸が高鳴る。
北洲で建築を検討している方には是非とも宿泊体験していただきたい。
機能性だけでなくキッチンやトイレ、お風呂、シーリングプランといったものも体験出来る。
注文住宅を建てる工程はメーカーを含めて選択の連続だ。
決断の役にたつのではないかと思う。
少なくとも我が家は宿泊体験に非常に満足した。