暮らしのインタビューを受けたときの事
キャンペーンの話
私が北洲ハウジングについて調べたところ、
こちらのメーカーはほどんと割引しないことが分かった。
某Sハウスは7,000万円相当の展示場を4,000万円で売ると言ってたそうだ。
オットの友人談。
他のメーカーではキャンペーンや割引の話がよく出てくる。
決算!という単語とセットで。
北洲ハウジングの担当営業には、最初に「うちは割引しないんです。元々原価が高いので・・・」といった説明を受けた。
現在は「プレミアムパッシブハウスキャンペーン」を珍しくやっている。
上限100万円分まで、対象オプション分が割り引かれるというものだ。
無料でアップグレード出来るということらしい。
対象オプションは、以下の3つ。
エコなウォール(蓄熱塗り壁)2,021㎡以上、
D-FENDTER(木製窓)4窓以上、
外付け電動ブラインド
E1シリーズ(W断熱=アルセコ使用)でないといけない。
制約事項は8月末までに施工契約をしないといけないということ。
我が家は北洲ハウジングの性能に純粋に惹かれた。
一方で「でもお高いんでしょ?」と。
そういう警戒感というか、諦め感があった。
そんな中、このキャンペーンだ。
全国で50組限定。
なかなかレアな割引。
「そんなに気に入っていただけているのであれば、キャンペーン利用を前提として設計契約をしてみませんか?」と提案を受けた。
「設計契約までで解除することもできるし、お客様に損はないと思います」との事でした。
※実際には地盤調査などに発生した費用は顧客負担になる。
※作成してもらった図面を他社に持って行くようなことをすれば、全額(54万円)顧客負担となる。
契約は契約。
すぐには決められず、一旦持ち帰った。
1週間悩んで、設計契約を結ぶことに決めた。
契約の場で確認した。
8月末までに契約に至らなかった場合、どうなるか?
インテリアなどが決められず、予定通りにいかなかった場合は本社に交渉となるようだ。
数週間程度であれば受容してもらえそうだが、それ以上は難しいという印象。
8月まで必死に考えないといけない。
何はともあれ、こうして5月頭に北洲ハウジングと設計契約をした。
キャンペーンを利用する都合上、
E1アルザス、木製窓、エコナウォールでの提案になるとのことだった。
FP相談を受けてみた時のこと
北洲ハウジングで家を建てると考えた時、性能や外観に関する不満はほとんどない。
問題は価格だ。
金銭的な不安があると、どうしても購入に踏み切れないものだ。
そんな話を担当営業にするとFP相談を提案された。
某保険会社に所属するFPだ。
二人の収入(手取り)、
固定費、生活費、保険、貯蓄、ライフプランを伝えて専用のソフトで診断してくれる。
私たちの場合、
一年後・三年後に子供が欲しいこと、
年に1・2回は旅行に行きたい(1回10万円くらい)こと、15年に一回は車を買いたいことを伝えた。
結論は「余裕です」との事でした。
住宅メーカーと保険屋が繋がっていて、その配下のFPなので胡散臭い結果だと思った。
結局、自分でちゃんと計算しないとダメだと思った。
とは言え、住宅減税やフラット35s、育児手当、固定資産税といったあまり見えていなかった事をちゃんと考えなければと思うきっかけになった。
我が家はオットの収入だけでは、ローンの申込すら出来ない事が多い。
ネット銀行はまず無理だった。
収入制限でひっかかる。
入口が広い(収入制限がない)ネット銀行にも仮審査を出したが、通らなかった。
私の収入も入れるとフラット35、都市銀行の変動金利住宅ローンの仮審査が通った。
私が子育てで産休・育休に入る時の事を考えると無理はしないべきかもしれない。
今でも内心そう思ってる。
まだ正式な見積りを出してもらっていない。
それを見ないと決断は出来ない。
現状、そんな感じだ。
北洲ハウジングは初期投資高めで、メンテナンスは少なくなるメーカーだ。
それでも別に検討しているローコストメーカーとは1,000万円の差が出る。
快適な毎日を1,000万円で買うかどうか。
FP診断を受けた日は、余裕と言われて気分が良くなった。
今はまた、不安が勝りつつある。
えいや!と踏み切る勇気が必要なんだと思う。
土地の視察結果と仮見積り
グッドエイジング体感ツアーの前に、担当営業による土地チェックがあった。
「土地がある」と伝えると、たいていメーカーは見に行く。
また、ある程度の情報を調べてくれる。
登記情報など。
三社ほど土地を見に行ってくれたようだ。
今住んでるエリアと家を建てるエリアにだいぶ距離があるので、通わせるのは申し訳ない気がする・・・。
ここまでされると気まずい気もする。
でも家を建てたい気持ちは本当だ。
どこか一社でしかお世話になれないというだけだ。
土地のチェックの後、どんな家が建てられるのか目安の情報を伺える。
北洲ハウジングの営業は、ある平日の夜遅くにやってきた。
我が家は共働きで、夜遅くにならないと在宅しないからだ。
「本当に来たぞ!!」と内心驚いた。
また、渡された資料も素晴らしいものだった。
北洲ハウジングの好きなところは、資料が分かりやすい点だ。
余談だが、嫌な点は「やる」と言ったことをやらない事があるところだ。
これは我が家の担当営業の話。
しかし、彼のライフスタイルを察するに長時間労働、かかえる客の多さ・・・
仕方ないのかもしれないと感じる。
頑張ってくれていると見受けられるので、嫌いだけど許せる。
家を建て進める中においては、忘れ物がないように願いたい。
資料の話に戻ろう。
他のメーカーでは、登記簿のコピーを見せられながら話された。
北洲ハウジングでは、登記内容だけでなく地域の情報なども含めてオリジナルフォーマットに綺麗にまとめられていた。
またこの土地に北洲の家を建てた場合の所感を書いた手書きの手紙も同封されていた。
「丁寧に暮らす」ことを目標にした顧客をターゲットにして、丁寧に作業しようという会社の姿勢なんだと感じた。
グッドエイジングツアーの後には、担当営業の上司も交えて、仮見積りが提示された。
希望サイズ(35坪)の家の間取り2種を見せられた。
5シリーズでの見積りだ。
アルザス(大屋根)タイプ。
それぞれシングル断熱の見積りとダブル断熱の見積りが提示された。
本体価格が2,300万円から2,700万円だった。
総費用は2,800万円から3,200万円ってところだった。
当初の予算は2,000万円(総費用)で、ローコストメーカーでいいと思っていた私たちは青い顔になっていたた思う。
「無理だろ」と心の声で呟いた。
グッドエイジング体感ツアーへ
完成見学会やオーナー見学会にも積極的に参加した。
北洲ハウジングに限らず、全てのメーカーで。
北洲ハウジングでは、ふらっと立ち寄った次のステップがバスツアーだった。
大屋根の家を2軒見せていただいた。
2軒とも40坪を超える大きなお家だった。
1軒目のお宅はコスト削減策(お客さんに見えないところは見た目より性能重視)をたくさん取り入れられていて、勉強になった。
キッチンにカウンター付きの物を選びたいと思ったのも、このお宅の影響だ。
2軒目のお宅は、施主が間取りにこだわった家だった。
PCソフトを使って何枚も間取を書いたそうだ。
木製窓の素晴らしさについて熱い想いを伺い、憧れを抱いた。
全体として北洲オーナーさんたちは、ゆったりとスローライフを楽しまれている印象を受けた。
北洲オーナーさんたちがキラキラして見えた。
一方で、蓄熱装置を導入した方が「使ってない」とおっしゃったので、導入装置の費用対効果について考えるようになった。
太陽光発電パネルやエネファームの導入には「?」がつくようになった。
ショールームも見せてもらった。
室内温度を調整する機能を有するそうだ。
北洲ハウジングは宮城県の会社。
(ルーツは岩手らしい!)
このバスツアーで私(妻)は北洲ハウジングに心惹かれた。
見た目、性能。
確かに高い。
でも納得のいく家が建てられる気がした。
オットはまだ心が決まってないようだ。
だから、タイトルには「?」がつけてある。
北洲で建てない事になったら、このブログは消してしまおうと思っている。
北洲ハウジングと出会うまで
結婚一年目が過ぎ、子供も出来ず・・・
仕事は忙しいけど、心が退屈(^^;)
そんなある日、オットが言った。
「家のことでも考えれば?」
退屈そうな私を見て言ったんだろうか?
オットには親から譲り受けた土地がある。
今住んでるところと比べるとだいぶ田舎。
私たちは東京に通勤している。
通勤はすごく大変になるだろう・・・
それでも、いい土地ではある。
自然が多く、保育園の待機児童もいない。
近くにコンビニはあるし、スーパーも遠くない。
幸い、私の職場は育休や時短勤務もある。
子育てしながら仕事を続けるのは可能そうだ。
最悪、仕事なんて変えてしまえばいい。
こんな風に考えて住宅展示場に通い始めたのが、2017年2月のこと。
オットの収入が低めなので、ローコストメーカーを主に検討した。
展示場は
中堅4社(イオスホーム、クレバリーホーム、新昭和ウィザーズハウス、北洲ハウジング)、
地元工務店3社、
ログハウスメーカー1社
の合計10社を見回り、話を聞いた。
見学しただけの所はもっとたくさんある。
見積りまで出してもらったのは4社。
北洲ハウジングに出会ったのは比較的早い段階だった。
2017年3月の事。
「無暖房営業中」の言葉にひかれてふらっと入った。
入った瞬間「高級な家だなぁ」と感じた。
この頃は「鉄骨」か「木造」かを検討していた。
安心安全を考え、鉄骨にひかれていた。
これを覆したのが、今思うと北洲ハウジングだった。
「木の暖かみ」「内観、外観のデザイン性」
といったものが魅力的だと思った。
※鉄骨だとどうしても外観が四角くなる、木の暖かみよりスタイリッシュさが強く出る。
あとは固定資産税が木造と異なり、下がらない(よく言えば資産価値が残る)ことも厳しいと感じた。
「高気密・高断熱」という言葉はオットが良く言っていた。
ただ、高い家が多いので調べていなかった。
それがどんな意味を持つのかは良く分かっていなかった。
「冬暖かく、夏涼しい」
それを実現するための指標である事が、北洲ハウジング展示場に伺って分かった。
※「夏涼しい」がどれほど現実的なのかは今なお考察中。
高気密高断熱の家は一度暖まると冷めないらしいので、涼しさをどう保つのかが課題になりそうだ。
担当して下さった営業の接客も好感が持てるものだった。
軽過ぎず、硬過ぎず。
自社製品に自信がありそうで、押し付けない。
過去を振り返りながら、ぼちぼち綴って行きます。